研究課題/領域番号 |
26882001
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
石村 大輔 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (00736225)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 三陸海岸 / 海成段丘 / 東北地方太平洋沖地震 / 火山灰 / 地殻変動 / 最終間氷期海成段丘 / 日本海溝 |
研究成果の概要 |
本研究では,東北地方太平洋岸(三陸海岸)での長期間(最近数千年間から10万年間)の地殻変動を地形学・地質学的手法に基づき明らかにすることを目的とし,更新世段丘や沖積低地において地形・地質調査を実施した. その結果,三陸海岸北部では最近10万年間で0.1-0.2 mm/yrの隆起が認められた.一方,三陸海岸中南部では明らかな最終間氷期海成段丘は認められなかった.その地域で沖積低地の掘削を行った結果,現海面下に陸成堆積物が分布し,完新世における沈降が示唆された.これらは三陸海岸の南北で異なる地殻変動が進行している可能性を示しており,日本海溝での沈み込みや地震サイクルを考える上で重要な知見である.
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