研究課題/領域番号 |
26884009
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
桑原 俊介 東京大学, 人文社会系研究科, 教務補佐員 (30735402)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 蓋然性 / 真実らしさ / 美学 / バウムガルテン / 真理 / 論理学 / 確率論 / ゴットシェート / スイス派 / エイコス / 詩学 / 演劇論 |
研究成果の概要 |
本研究は、確率論革命とも呼ばれる17世紀中葉以降の「蓋然性」と「真実らしさ」概念の変容が、いかにして、バウムガルテンの美学の成立のための条件となったのかを明らかにすることを目的とするものである。その結果、近世においては「観客への効果」として主観的に規定されてきた両概念が、確率論革命を経て「真理の度合い」として量的に再規定されたこと、このことが、完全なる真理ではなく真実らしさを実現することしかできないとされる美学を「学問」として、さらには「方法論」として可能にしたひとつの重要な論理的契機となったことが明らかにされた。
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