研究課題
研究活動スタート支援
聞き取り調査および自然談話資料から得られたデータを用いて、与那国語の敬語体系を記述し、理論言語学分析を行った。自然談話資料蓄積は、若い世代の与那国島民に言語記述訓練を提供し、彼らと協働して蓄積した。本研究が島民と協働で行う部分は、言語復興の萌芽的な研究に発展させることができた。与那国島における研究成果を、別の琉球諸語が話されている沖永良部島での研究に応用させ、消滅危機言語の復興研究一般に関する研究に発展させることもできた。シンポジウムや招待講演をとおして、学術研究の成果を地域社会に還元する活動も両島で行った。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)
言語記述論集
巻: 8 ページ: 231-251
田窪行則、John Whitman、平子達也(編)『琉球諸語と古代日本語―日琉祖語の再建にむけて』
巻: N/A ページ: 249-279
小川晋史(編)『琉球のことばの書き方』
巻: N/A ページ: 269-289
Heinrich, Patrick, Shinsho Miyara and Michinori Shimoji (eds.) "Handbook of Ryukyuan Languages"
巻: N/A ページ: 449-478