研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、従来、それそのものを十分に扱った研究が存在しないペルシア湾側アラビア半島の奴隷制廃止について、そのプロセスと世界史的な位置づけを明らかにする作業を行った。英国図書館をはじめとする複数の文書館での調査を基礎にして、以下の点を解明した。①当該地域の奴隷制廃止に関するクロノロジー、②当該地域に大きな影響を及ぼしたイギリスをはじめとする国際関係の文脈。その成果は、アジア世界史学会(AAWH)など複数の国際学会での報告、及び、現在、刊行準備の進んでいる論文集への寄稿で社会的還元を行った。
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