研究課題/領域番号 |
26884035
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
佐藤 岳詩 熊本大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (60734019)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メタ倫理学 / アンスコム / ウィリアムズ / ネーゲル / 合理主義 |
研究成果の概要 |
近年、新アリストテレス主義などによって、従来英米圏の倫理学で支配的だった合理主義に多くの問題が指摘されている。それら反合理主義的なアプローチは一定の支持を集めたものの、合理主義を決定的に論駁するには至らなかった。本研究では、従来、規範倫理学のレベルで語られることが多かった反合理主義をメタ倫理学のレベルで検討することで、改めてその妥当性を検討した。 その際、反合理主義の原点をG.E.M.アンスコムの倫理学に求め、その基礎を明らかにしつつ、その立場を継承したB.ウィリアムズの倫理学をR.M.ヘアやT.ネーゲルの合理主義と対比し検討することで、両者が対等な関係に立ちうることを明らかにした。
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