研究課題/領域番号 |
26884042
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 北海道文教大学 |
研究代表者 |
佐野 愛子 北海道文教大学, 外国語学部, 准教授 (20738356)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | バイリンガル教育 / 作文発達 / 継承語教育 / バイリテラシー / 作文教育 |
研究成果の概要 |
プレ・ライティングストラテジー(PWS)と作文力の分析から、①バイリンガル児童・生徒の作文産出では、すべての言語資源を積極的に活用することを支援する教育方略の重要性、②特に二言語両方で低迷している生徒に対する明示的なPWS指導の重要性、③継承語学習者にとってPWSの指導の重要性に関わる教育的示唆を得た。また語彙の分析からは、バイリンガル児童の作文指導においては、単独の語彙指導だけではなく、まとまりを持った語彙の多様性を広げるような指導が有効であることが示された。さらに、保護者へのインタビューから、こうした高度なバイリテラシーの発達を支えた背景に家庭での積極的な支援があることも浮き彫りとなった。
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