研究課題/領域番号 |
26884044
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 常磐大学 |
研究代表者 |
上野 真悠子 (小林 真悠子) 常磐大学, 人間科学部, 助教 (30734157)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | リーディング / 推論 / テーマ理解 / 英語教育 / 推論生成 |
研究成果の概要 |
本研究はEFL学習者の読解におけるトピックおよびテーマ推論の生成プロセスと、英語読解熟達度がどのような影響を与えるかを検証した。文単位の読解における推論生成については、熟達度に関係なく適切なトピック推論が生成されていること、また構築されたテキスト表象も局所的一貫性を維持しており、熟達度間で大きな差はないことが示された。一方、文章単位の読解における推論生成については、熟達した学習者のみが文章のテーマを適切に把握していることが明らかとなった。このことから、テキスト間のテーマ情報を統合し、大局的一貫性を構築するのに必要な情報を活性化することは、一定レベル以上の英語読解熟達度を要することが示唆された。
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