研究課題/領域番号 |
26885014
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
佐々木 由理 千葉大学, 予防医学センター, 特任助教 (80734219)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 高齢者 / JAGES / うつ / リカバリー / 縦断研究 / ソーシャル・キャピタル / JAGES |
研究成果の概要 |
62,438名の縦断データで,うつからのリカバリー要因を検証した.リカバリー率は,男女で31.6%,34.3%であった.男女共に, ベースライン時に1日30分以上歩行は,リカバリー群で有意に高く,男性では週1以上の外出,女性では手段的日常生活動作の自立がリカバリー群で有意に高かった.過去1年の経験は,男性では,経済的な余裕ができたことはリカバリー群で有意に高かった.一方,男女共に,転倒歴, 大病歴,経済的困窮,独居生活開始は,有意にリカバリー群で低かった. 男女で相違はあるが,歩行時間の確保や,外出機会を作る工夫で,高齢者がうつとなっても,リカバリーできる可能性を示唆した.
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