研究課題/領域番号 |
26885020
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
真田 原行 東京大学, 総合文化研究科, 特任研究員 (40734041)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ワーキングメモリ / 物体表象 / 事象関連電位 / 認知心理学 / 注意 |
研究成果の概要 |
本研究は、我々の脳が視覚的な物体のイメージを周囲の背景から切り出し、またそのイメージを保持するメカニズムを検討した。物体イメージの形成メカニズムについて、過去の研究から物体の占める空間情報が極めて重要であり、空間位置を共有する重複した物体は自動的に1つの物体としてまとめて認識されると主張されてきた。本研究ではまずその検証を行い、この主張を支持する結果を得た。またその脳内基盤を明らかにするべく脳波分析の一種である事象関連電位を用いて実験的検討を行った。さらに、物体イメージを保持する心的機能であるワーキングメモリが、色や傾きといった同じ視覚情報でも保持容量が個別に存在することを明らかにした。
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