研究課題
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戦後日本が高度成長を達成することができた要因の一つは、戦前から生じた長期的な出生率の低下による年少人口の減少と、生産年齢人口の増加にあるとされている。本課題では、このような戦前日本における人口変動に係る、家計による意思決定のメカニズムを研究した。そのためにまず、1920-30年代における都市家計についてのデータ・ベースを、複数の統計資料から構築した。そして、人々の健康状態や栄養摂取量の変化、出生率や死亡率に影響を与えた要因の特定、公衆衛生政策等が人口の変動に与えた影響などを分析した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
Tokyo Institute of Technology DP2016-8
巻: 2016-8 ページ: 1-44
Tokyo Institute of Technology DP2016-4
巻: 2016-4 ページ: 1-49
Tokyo Institute of Technology DP2015-12
巻: 2015-12 ページ: 1-84
Tokyo Institute of Technology DP2015-6
巻: 2015-6 ページ: 1-58
Cliometrica
巻: (印刷中) 号: 1 ページ: 97-130
10.1007/s11698-014-0110-1