研究課題/領域番号 |
26885040
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
狩野 文浩 京都大学, 野生動物研究センター, 助教 (70739565)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 類人猿 / アイ・トラッキング / サーモ・イメージング / エピソード記憶 / 予測的注視 / 感情生理反応 / アイ・コンタクト / 感情 / 交感神経 / 体表温度 / 社会的注意 / チンパンジー / ボノボ / サーモ・カメラ |
研究成果の概要 |
ボノボとチンパンジーを対象に、最新技術を用いた認知と感情の心理研究を行った。アイ・トラッキング(視線追跡技術)によって、彼らがヒトと同様に一回きりの出来事を記憶して(エピソード記憶)、その後、同じ出来事を正しく予測できることを発見した。また、ボノボとチンパンジーの種間に他個体に対する視線の向け方、とくに目を見つめる時間に、有意な差があることを発見した。また、サーモ・イメージング(熱画像技術)によって、彼らの体表温度が感情の生起によって変化することを発見した。これらの結果から、類人猿の心理機能について理解を深め、また新たな手法を開発することができた。成果は論文、メディア、学会で公表した。
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