研究課題/領域番号 |
26885069
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 同志社大学 (2015) 島根県立大学 (2014) |
研究代表者 |
尹 珍喜 同志社大学, 社会学部, 准教授 (60732253)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 女性脱北者 / 脱北過程経験 / 韓国社会への適応 / 脱北女性 / 脱北過程 / 脱北動機 |
研究成果の概要 |
本研究は、北朝鮮を離れて韓国に定着した脱北女性の脱北過程の特徴を明らかにすることを目的に、韓国に在住する20代~40代の脱北女性のライフヒストリー調査を実施した。 その結果、近年、脱北女性の脱北動機は、より安定的な生活や自由を求めたり、子供の将来への期待といった動機の多様化が窺えた。また、中国への一時的な出稼ぎを目的とする従来の脱北形態から、最初から韓国行きを目的とする脱北の目的地への変化が見られた。その背景には、北朝鮮内における韓国社会への認識の変化とともに、すでに韓国に定着した脱北者からの情報及び経済的なサポートが存在する。
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