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生命保険における経済価値に基づくプライシング手法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 26885098
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 商学
研究機関早稲田大学

研究代表者

大塚 忠義  早稲田大学, 商学学術院, 助教 (70732478)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード生命保険 / 保険数理 / 保険料計算方法 / 責任準備金 / 経済価値 / 最低資本要件 / 収支相等の原則 / ソルベンシーマージン
研究成果の概要

生命保険における伝統的な保険料計算方法の問題点を解決するための新たな保険料計算方式を検討し提言した。従来の方式は収支相等の原則を基礎とし決定論的な手法に基づいている。この方式は収益性とリスクの関係を考慮していないうえに、予定していない死亡率や金利の悪化に対処することができない。
これに対し、新たな保険料計算方式は保険契約を保有するために必要なコストを費用と認識し、それらを外挿する方式である。保険料に外挿されたプロフィットマージンと収益指標中の内部留保額を整合させることによってすべてのセルの収益率を同一にすることができる。提案する方式は我が国の規制に基づいており、実務で採用可能なものである。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (3件) (うち謝辞記載あり 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 生命保険における新契約収益検証と調和する保険料計算方式に係る考察2016

    • 著者名/発表者名
      大塚忠義・谷口豊
    • 雑誌名

      日本アクチュアリー会会報

      巻: 印刷中

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 韓国における生命保険商品の多様化と料率自由化の伸展2016

    • 著者名/発表者名
      崔桓碩・大塚忠義
    • 雑誌名

      リスクと保険

      巻: 12 ページ: 61-72

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 経済価値に基づくソルベンシーマージン規制の必要性2015

    • 著者名/発表者名
      大塚忠義
    • 雑誌名

      早稲田商学

      巻: 443 ページ: 61-86

    • NAID

      120005622275

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 生命保険のプライシングの役割に関する考察 -価格付けか収益検証かー2015

    • 著者名/発表者名
      大塚忠義
    • 学会等名
      日本アクチュアリー会年次大会
    • 発表場所
      東京ステーションコンファレンス(東京都千代田区)
    • 年月日
      2015-11-11
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 生命保険のプライシングの役割に関する考察 -価格付けか収益検証かー2015

    • 著者名/発表者名
      大塚忠義
    • 学会等名
      日本保険・年金リスク学会第13回研究大会
    • 発表場所
      損害保険協会会館(東京都千代田区)
    • 年月日
      2015-10-31
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] 経済価値ベースのERM2016

    • 著者名/発表者名
      茶野努、安田行宏、 大塚忠義、 増井正幸、 鈴木雅貴、西山昇、浅見潤一、浜崎浩一、植村信保、大野早苗、菅野正泰
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      中央経済社
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-09-09   更新日: 2017-05-10  

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