研究課題/領域番号 |
26885102
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 多摩大学 |
研究代表者 |
竹内 一真 多摩大学, 公私立大学の部局等, 講師 (10737571)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生成継承性 / 生成的ライフサイクルモデル / 技術継承 / 世代越境 / ナラティヴ・アプローチ / 技術伝承 / 世代の越境 / 文化のライフサイクル / 実践知 / 和紙 / 技能継承 / 伝承 / 技能の復活 / 世代間の関係性 |
研究成果の概要 |
本研究では断絶から復活を遂げた杉原紙を対象として,不在の先行世代との関係性の再構築プロセスを明らかにした。その結果、復活に携わった当事者らの復活の意味づけと世代を超えた技術の再構築プロセスが明らかになった。一つ目の復活に携わった当事者らの復活の意味づけからは、生成継承性の相互作用が起きる要因として歴史性と正統性が重要であることがわかった。次に二つ目の世代を超えた技術の再構築プロセスに関しては物語に基づいた共同体の再構築と生成継承性の連鎖という点が明らかになった。最後に,文化には消滅と継続の間に睡眠と呼びうる状況があり,睡眠からの復活を通じてより自由度の高い形で復活が行われることを示した。
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