研究課題
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レイモン・アロンはその古典的な研究のなかで、歴史上に現出した平和的秩序を、その構成原理に従って、「勢力均衡」、「覇権」、「帝国」の3つに分類し、その特徴を定義付けた。さらに、その後の様々な先行研究、そして歴史的事例を詳細に検討すると、一度生み出された秩序は、そこに参加する国々の多く(少なくとも主要国)が既存の秩序に満足し、理念や正統性を共有し、多角的な国際制度によって結び付くことで、より強固なものとなる、という点が明らかとなった。ただ、アメリカのいかなる関与が中東の秩序維持に繋がるのか、という点については、まだまだ理論・実証両面から検討する必要がある。
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レヴァイアサン
巻: 第58号 ページ: 110-131
中東研究
巻: 第523号 ページ: 75-89
アリーナ
巻: 第18号 ページ: 336-344
40020661649
NUCB Journal of Economics and Information Science,
巻: Vol. 59 No.1 ページ: 217-245
110009916146
『国際政治』
巻: 第178号 ページ: 73-87
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