研究課題/領域番号 |
26885106
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 成安造形大学 |
研究代表者 |
渋谷 亮 成安造形大学, 芸術学部, 講師 (10736127)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ジークムント・フロイト / 精神分析 / アルフレッド・ビネー / 治療と教育 / 心理学史 / 教育思想史 / フロイト / 子どもの科学 / 20世紀初頭 / ビネー / 自閉症 / 19世紀末 / 表象とイメージ |
研究成果の概要 |
本研究は、教育と心理学・精神医学の結びつきを、フロイトとその同時代の試みの思想史的検討を通して再考することを目的とする。そのために、まず19世紀末以降の子どもを対象とする心理学・精神医学の試みを、治療と教育を結びつける「子どもの科学」として把握した。そのうえでフロイトの精神分析を、とくに知能検査を開発したアルフレッド・ビネーの試みと比較検討していった。これによって、19世紀末以降に形成された「子どもの科学」の特質の一端を明らかにすると同時に、そうした「子どもの科学」に還元できないフロイトの試みの射程を考察した。
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