• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

サイコパシーの利己的行動に罰が影響を及ぼす可能性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 26885116
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 実験心理学
研究機関広島修道大学

研究代表者

大隅 尚広  広島修道大学, 人文学部, 助教 (50737012)

研究協力者 梅田 聡  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90317272)
研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード反社会的パーソナリティ / サイコパシー / 罰 / 公正性 / 共感性 / 意思決定 / 自律神経系 / 脳波 / 社会生理心理学 / 報酬と罰
研究成果の概要

サイコパシー傾向が高い者は友人との交流に際しては公正に振る舞うことを明らかにし、評判の下落のような社会的損失が利己的行動の抑止力となる可能性を示唆した。その一方で、金銭的損失のような罰は効果がなく、罰せられる可能性があろうとなかろうと見知らぬ他者に対して不正な利己的行動をすることを明らかにした。そして、サイコパシー傾向が高い者が不正を行うとき、交感神経系の活動性(皮膚電気反応、心拍数の上昇)が低いことが明らかとなった。身体状態の知覚はサイコパシーによる個人差が見られなかったが、一連の研究の結果から、身体の覚醒状態を引き起こすことがサイコパシーによる利己的行動を抑制する手がかりであるといえる。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2014

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 道徳性の神経基盤と反社会的パーソナリティの関連2014

    • 著者名/発表者名
      大隅尚広
    • 学会等名
      日本パーソナリティ心理学会第23回大会
    • 発表場所
      山梨大学
    • 年月日
      2014-10-04 – 2014-10-05
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 視線による反射的視覚定位と表情:ERPを用いた考察2014

    • 著者名/発表者名
      辻 幸樹、大隅尚広、梅田 聡
    • 学会等名
      日本心理学会第78回大会
    • 発表場所
      同志社大学
    • 年月日
      2014-09-10 – 2014-09-12
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [図書] 鈴木直人・片山順一(編著)「改訂生理心理学 第Ⅱ巻」2016

    • 著者名/発表者名
      大隅尚広
    • 総ページ数
      7
    • 出版者
      北大路書房
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-09-09   更新日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi