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「寛容な信頼」の検証を通じた協調的社会の実現要因の探索

研究課題

研究課題/領域番号 26885123
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関統計数理研究所

研究代表者

稲垣 佑典  統計数理研究所, 調査科学研究センター, 特任助教 (30734503)

研究協力者 前田 忠彦  統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (10247257)
瀧川 裕貴  東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (60456340)
大林 真也  東京大学, 特別研究員(PD)
研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード協力行動 / 信頼 / 寛容 / 社会関係資本 / 社会調査 / 寛容な信頼 / Strategy Method / 社会学 / 社会心理学 / 社会的ジレンマ
研究成果の概要

他者を「信頼」したり、「寛容」に振る舞ったりすることによって、我々は円滑に社会生活を送ることができている。しかし、そうした方略だけでは対処が困難な状況も存在している。これに対して本研究では、「信頼」と「寛容」の中間的な方略として「寛容な信頼」という概念を提唱した。そして、この概念を検証するため、心理学・行動経済学的実験手法を盛り込んだ社会調査をインターネット上で実施した。
データ分析の結果から、「寛容な信頼」を有する者に特有の行動傾向が明らかとなった。それは、過去に失敗をしたことがある者であっても受け入れるが、過度の失敗や期待を裏切る行為が続いた場合には関係を解消するというものであった。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] インターネット調査による「寛容な信頼」の検討―「信頼」,「寛容」概念との差異,および機能的特徴について―2015

    • 著者名/発表者名
      稲垣佑典
    • 学会等名
      日本社会心理学会第56回大会
    • 発表場所
      東京女子大学
    • 年月日
      2015-10-31
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] ビネット法を用いたインターネット調査による「寛容な信頼」の検証2015

    • 著者名/発表者名
      稲垣佑典
    • 学会等名
      統計数理研究所オープンハウス2015-ビッグデータ時代の統計科学-
    • 発表場所
      統計数理研究所
    • 年月日
      2015-06-19
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2014-09-09   更新日: 2017-05-10  

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