研究課題/領域番号 |
26886011
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
白木 智丈 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10508089)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 共有結合性有機構造体 / 結晶性 / 炭化 / 窒素ドープカーボン / ナノ材料 / 超分子化学 / ナノ粒子 / ナノカーボン |
研究成果の概要 |
本研究では、規則的な格子構造をもつ2次元シート材料を形成可能な「共有結合性有機フレームワーク(COF: Covalent Organic Framework)」を基幹素材とした機能性カーボン材料の開発を行った。その成果として、室温合成法というCOFの新規合成手法を開発し、ソルボサーマル法(従来法)で作製したものと比べ高い比表面積と熱安定をもつ高結晶性COFを調製することに成功した。さらに、得られた高結晶性COFを炭化することによって窒素ドープカーボンを合成できることを見出した。特に、COFの結晶化度が炭化後に得られる窒素ドープカーボンの構造や状態に大きな影響を及ぼすことを明らかにした。
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