研究課題
研究活動スタート支援
原子核もしくは重イオンが核反応を起こす確率(反応断面積)の研究は原子核の性質や構造を知る上ではもちろん、放射線防護や癌治療計画等のために行われる重イオン輸送シミュレーションにおいて正確な結果を得るためにも重要である。しかし、重い原子核において反応断面積の実験データは不足しており、反応断面積の値について、十分な理解が必ずしも進んでいない。本研究では、鉄や鉛といった比較的重い原子核の反応断面積の測定を放射線医学総合研究所で行い、データを得ることに成功、反応モデル計算とも比較し理解を進めている。
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すべて 国際共同研究 (2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)