研究課題
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樹木年輪の14C濃度や氷床コアの10Be濃度は過去の到来宇宙線量を記録していると考えられている。本研究では、年輪の14C濃度測定から発見された西暦775年と西暦994年の単年宇宙線イベントの原因を追究し、さらなる宇宙線イベントを探索することを目的としている。南極ドームふじ氷床コアの10Be濃度測定から、775年イベントの原因は大規模なSPE(Solar Proton Event)が妥当であることを示した。また、紀元前の年代の14C濃度測定を行い、775年イベントに匹敵するイベントが稀であることを示し、さらに異なるタイプの宇宙線増加イベントを発見した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 4件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件)
PNAS
巻: 114 号: 5 ページ: 881-884
10.1073/pnas.1613144114
Sci. Rep.
巻: 7 号: 1
10.1038/srep45257
Radiocarbon
巻: 印刷中 号: 2 ページ: 315-320
10.1017/rdc.2016.54
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10.1017/rdc.2016.50
Proc. 34th Int. Cosmic Ray Conf. (The Hague, The Netherlands)
巻: なし
Geophysical Researrch Letters
巻: 42 号: 1 ページ: 84-89
10.1002/2014gl062218