研究課題/領域番号 |
26887032
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山本 直希 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (80735358)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | トポロジー / 初期宇宙 / 超新星爆発 / マグネター / ワイル半金属 / 中性子星 / Weyl半金属 |
研究成果の概要 |
電子やニュートリノ等の素粒子は、左右を区別するカイラリティという性質をもつ。この性質のために、電子やニュートリノから構成される相対論的なプラズマでは、空気や金属等の通常の物質では起きないようなトポロジカル輸送現象を示す。例えば、通常の金属では、電場をかけると電流が流れるオームの法則がよく知られているが、右巻き電子のプラズマでは、磁場をかけると電流が流れるような現象が現れる。本研究では、このような新奇な輸送現象が、大質量星の最期である超新星爆発や、マグネターと呼ばれる「宇宙最強の磁石星」の起源に、本質的な役割を果たす可能性があることを明らかにした。
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