研究課題/領域番号 |
26887039
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
中村 由克 明治大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (10737745)
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研究協力者 |
須藤 隆司
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地質学 / 考古学 / 岩石学 / 旧石器時代 / 石斧 / 石器石材 / 透閃石岩 / 蛇紋岩 / 原産地 / 移動経路 / 石器 / 局部磨製石斧 |
研究成果の概要 |
約3.8~2.9万年前の後期旧石器時代初期には、石斧が用いられた。石斧は密度があり丈夫な透閃石岩(軟玉)などの石材が使われ、ナイフ形石器などとは異なった石材が選択された。石器の石材を実体顕微鏡などで鑑定し、岩石の変質にも着目して分類することで、原産地や採集地を推定することも可能となった。北陸原産の透閃石岩製石斧は、石川県から秋田県までの日本海沿岸域に広く分布するが、脊梁山地を超えることはなく、大平洋側では岩手や神奈川、群馬など各地の緑色凝灰岩や緑色岩などが石斧に用いられた。当時、すでに太平洋と日本海の2地域の移動領域が存在していたと考えられる。
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