研究課題/領域番号 |
26888005
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機化学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 優希 東京大学, 総合文化研究科, 特任助教 (70732676)
|
研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 不均一触媒 / 多孔質物質 / 触媒活性種 / オレフィンメタセシス / 新規触媒系 / 不均一触媒系 |
研究成果の概要 |
本研究では,固体NMRを用いて,レニウム触媒による不均一系メタセシス反応の活性種の解明を行った.はじめに,種々の金属塩化物によって修飾されたγ-アルミナを用いてメチルトリオキソレニウム(MTO)触媒を調製し,1-オクテンのメタセシス反応で触媒の活性を評価した.その結果,MTOの活性化において最も効果が高いLewis酸はZnCl2であることを見出した.さらに,Lewis酸修飾によるメタセシス反応の活性種への影響について詳細に追求するべく,13C標識MTOを合成した.種々の担体に担持して13C CP-MAS NMRの測定を行ったところ,固体触媒上に存在するレニウム種の種々の化学構造を明らかにした.
|