研究課題/領域番号 |
26889060
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
古水 雄志 崇城大学, 生物生命学部, 助教 (80735829)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 形質転換細胞 / 人工細胞膜 / 肝芽細胞 / 肝幹細胞 / 再生医療 / がん化 / ナノ医療 / リポソーム / 腫瘍原性 / 発がんリスク / ハイブリッドリポソーム / 形質転換 |
研究成果の概要 |
我々は、人工細胞膜(HL)を用い、形質転換幹細胞の除去効果について検討したところ、以下のような興味深い知見が得られた。(1)肝芽細胞への分化誘導について、胎児肝細胞に1mM 酪酸ナトリウム(SB)を加え8日間培養したところ、約40%の肝芽細胞誘導率が得られた。(2)肝芽細胞への誘導の間に、形質転換細胞の有無を評価するため、コロニー形成数を測定したところ、未分化の胎児肝細胞と比べ、分化誘導後の肝芽細胞のコロニー数が有意に増加した。そこで、分化誘導の際に、HLを加え培養したところ、コロニー数の有意な減少効果が得られた。これらの結果は、HLが形質転換肝幹細胞を除去する効果があることを示唆する。
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