研究課題
研究活動スタート支援
高齢者の社会的孤立を防ぐためには、高齢者が外出や交流活動がしやすい居住環境の整備が重要である。これらは個体性による差があることは言うまでもないが、居住地域の影響による差があることも考えられる。そこで本研究では、様々な居住環境が混在する複数の地区でデータを収集することで個体性や地域性によらない「住宅地の特性」と「高齢者の外出・交流活動」の関係を明らかにすることを目的とし、大阪府と東京都の自治体で全18地区448名の高齢者に対するアンケート調査を行った。また調査結果をもとに、劣悪な環境といわれて注目されることが多い木造密集市街地を高齢者にとって住みやすい住宅地に改善するための新たな視点を検討した。
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