研究課題/領域番号 |
26890011
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 大介 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90456921)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 情動 / 感情 / 味覚 / c-fos / 終脳 / 神経活動 / 快情動 / 不快情動 / 側坐核 / 腹側淡蒼球 / 拡張扁桃体 |
研究成果の概要 |
水溶液の摂取により誘導される情動の種類は、「味覚反応テスト」によりに測定可能である。味覚反応が表出している際に活動した神経細胞を同定するために、味覚反応テスト後に固定した脳内でc-fosを発現する細胞を終脳腹側で同定した。結果、快情動を誘導するサッカリン水溶液よりも不快情動誘導するキニーネ水溶液を摂取させた場合に、より多くの神経細胞でc-fosが発現することが明らかになった。キニーネ水溶液では摂取の動機が著しく減少することから、これら細胞の活動は、快情動の抑制や不快情動の発生、摂取の動機の減少、またはそれらの組み合わせに関わっている可能性がある。
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