研究課題/領域番号 |
26890019
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
割田 克彦 鳥取大学, 農学部, 准教授 (40452669)
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連携研究者 |
三木 崇範 香川大学, 医学部, 教授 (30274294)
保坂 善真 鳥取大学, 農学部, 教授 (00337023)
太田 健一 香川大学, 医学部, 助教 (50403720)
鈴木 辰吾 香川大学, 医学部, 助教 (50451430)
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研究協力者 |
割田 友子 (三觜 友子) 徳島文理大学, 薬学部, 研究員 (00753112)
Oltvai Zoltan N. ピッツバーグ大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 薬効評価と予測 / がん細胞の特性 / 化学療法 / スタチン系薬剤 |
研究成果の概要 |
スタチンは血中コレステロール値の低下作用以外に制がん作用を発揮することが報告され近年注目を集めている。しかしスタチンがどのような特徴をもつがん細胞に有効なのかはわかっていない。これまでに我々はスタチン感受性マーカー候補としてE-カドヘリンを同定してきた。本研究では,がん細胞のスタチン感受性がE-カドへリンの発現制御で変化するか否かを解析した。感受性株にE-カドへリン遺伝子を組み込んで発現させると,50%阻害濃度は約3.7倍増加し,スタチンに対する耐性の獲得がみられた。一方,耐性株がもつE-カドヘリンを抑制した結果,感受性が増強し,スタチン耐性の1因子としてE-カドヘリンの存在が強く示唆された。
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