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環境応答性を獲得したアブラムシの染色体分配機構

研究課題

研究課題/領域番号 26891026
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 遺伝・染色体動態
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

小川 浩太  基礎生物学研究所, 生物機能解析センター, NIBBリサーチフェロー (40733960)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード染色体放出 / 環境応答 / トランスクリプトーム / エンドウヒゲナガアブラムシ / ネアブラムシ / アブラムシ / 季節適応 / 遺伝子発現局在 / エピジェネティクス / ヒストン
研究成果の概要

アブラムシの母虫が仔虫のX 染色体を半減させることで生じる特殊な雄産出機構とその進化プロセスを解明するために、エンドウヒゲナガアブラムシを用いて雄産出期・雌産出期それぞれで germarium の網羅的な遺伝子発現解析を行った。オス産出カテゴリで高発現していた遺伝子群をさらに解析したところ、複数あるヒストンのパラログやアブラムシ特異的な重複遺伝子の「使い分け」が見いだされた。アブラムシは祖先的なネアブラムシと比べると重複した遺伝子が多く、これらの遺伝子重複がアブラムシの複雑な生活史進化の原動力となった可能性が示された。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] アブラムシの表現型多型:世代を超えた発生制御2015

    • 著者名/発表者名
      小川浩太・三浦徹
    • 雑誌名

      比較内分泌学

      巻: 41 号: 154 ページ: 34-37

    • DOI

      10.5983/nl2008jsce.41.34

    • NAID

      130004952357

    • ISSN
      1882-6636, 1882-6644
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] アブラムシ学と生物学:アブラムシ研究の意義とこれから2015

    • 著者名/発表者名
      小川浩太・重信秀治
    • 学会等名
      ユニークな少数派実験動物を扱う若手が最先端アプローチを勉強する会
    • 発表場所
      愛知県岡崎市 岡崎コンファレンスセンター
    • 年月日
      2015-08-18
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ハルニレフィロキセラOlegia ulmifoliaのゲノム解析から紐解くアブラムシの進化2015

    • 著者名/発表者名
      小川浩太・尾納隆大・山口勝司・重信秀治
    • 学会等名
      日本アブラムシ研究会 第5回研究集会
    • 発表場所
      愛知県岡崎市 岡崎コンファレンスセンター
    • 年月日
      2015-08-07
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2014-09-09   更新日: 2017-05-10  

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