研究課題/領域番号 |
26892002
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
春日 純 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (40451421)
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研究協力者 |
上村 松生 岩手大学, 農学部, 教授 (00213398)
茅野 光範 帯広畜産大学, 畜産学部, 講師 (20590095)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 低温脱馴化 / 樹木 / 細胞膜タンパク質 / 可溶性タンパク質 / 樹皮 / 木部 / タンパク質 / 深過冷却 / 細胞外凍結 |
研究成果の概要 |
樹木の低温脱馴化の初期過程を明らかにするため、比較的高い氷点下温度で人為的に脱馴化処理をしたシラカンバ(Betula platyphylla)の枝で起こるタンパク質の組成変化を調べるとともに、屋外に生育するセイヨウハコヤナギ(Populus nigra)の枝を用いて季節的な脱馴化過程におけるプロテオーム変動を調べた。 本研究により、北方樹木の地上部に含まれる2000種を超えるタンパク質について脱馴化過程における半定量的な変動データを収集することができ、このデータから低温化で起こる脱馴化の初期過程は、タンパク質の新規合成ではなく、タンパク質の局在の変化などの他の要因で進行することが示唆された。
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