研究課題
研究活動スタート支援
海水と海底堆積物それぞれから細胞外DNAのみを抽出する手法を確立した。富山湾の複数地点より得られた細胞外DNAの塩基配列を解析し、細胞外DNAにはその場に細胞として存在しない生物のDNAも含まれていること、さらに海水中では細胞内DNAとの組成の差が大きく地点間の差が小さい(=流動性が高い)のに対し、海底堆積物中では細胞内DNAとの差が小さく地点間の差が大きい(流動性が低い)ことを明らかにした。細胞外DNA中で既知プラスミドと相同性を示す配列は1%未満であったため、細胞外プラスミドを解析するためには、抽出された細胞外DNAから環状DNAのみを濃縮するステップが必要であることも確認された。
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