• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

制圧間近の麻疹の流行発生リスクと緊急予防接種の効果の推定-数理モデル・疫学的分析

研究課題

研究課題/領域番号 26893048
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 疫学・予防医学
研究機関東京大学

研究代表者

水本 憲治  東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90730218)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード感染症 / 感染症疫学 / 予防接種 / モデリング / 危機管理 / 統計的モデル論
研究実績の概要

研究目的は、輸入感染者が渡来した際の緊急追加接種の実施を数理モデルで理論的に判断が可能なようにし、客観的評価に基づいて緊急の予防接種政策に対する政策還元を行なうことである。
研究実施計画は、3つの段階的プロセスから構成されており、それは、(1) 数理モデルを利用した流行発生リスクの記述、(2)麻疹の追加予防接種の疫学的効果と費用対効果の数理的記述、(3)観察データへの適合と不明パラメータの推定である。初年度については、段階1と2について実施予定であり、段階2に関しては疫学的効果のモデル化を行なうことであった。
研究成果については、得られた観察データから、追加予防接種実施前の実効再生産数(ワクチン接種下人口において1人の感染者が生み出す2次感染者数の平均値。この値が1を下回れば、大規模流行は起こらないとされる。)は1.08(95%信頼区間: 0.84-1.35)と推定され、追加予防接種割合が8%を上回れば、実効再生産数は1を下回るという結果を得られた他、8%未満でも8%に割合を近づけることで、絶滅確率(1人の感染者が侵入したときに流行が自然に減衰にいたる確率であり、再生産数Rを利用すると1/Rで与えられる)を上昇させられるということが示唆された。
また、次の国際学会における口頭発表で成果報告を実施している。
Oral, July 2014, the Joint Annual Meeting of the Japanese Society for Mathematical Biology and the Society for Mathematical Biology, Osaka, Japan (査読有り)

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] Kenji Mizumoto's Website

    • URL

      http://square.umin.ac.jp/kj/kmizumoto.htm

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-09-09   更新日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi