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細胞外基質蛋白質による骨芽細胞動態制御の分子メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 26893069
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

伊豆 弥生  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (90431949)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードVI型コラーゲン / XII型コラーゲン / 骨芽細胞 / 骨形成 / 細胞動態制御 / ウルリッヒ病
研究実績の概要

生体内において、細胞動態は細胞活性を反映する重要な形態学的変化である。細胞の形態学的変化は<細胞外基質蛋白質―膜貫通型蛋白質―細胞骨格>の複合体により制御され、細胞外基質蛋白質はこの意味において重要な役割を担う。申請者は、これまで、ヒトの筋・結合織疾患であるウルリッヒ病などの原因となるVIおよびXII型コラーゲンが、骨形成過程における骨芽細胞の細胞動態(細胞移動、骨基質表面への接着、細胞間コミュニケーション、極性化)を制御することで、骨量を維持する役割を担う事を明らかにしてきた。しかしながら、これらコラーゲン分子の骨芽細胞動態制御機構における分子メカニズムについては未だ解明されていない。本申請研究は、骨芽細胞動態を細胞外基質蛋白質であるコラーゲンにより制御するメカニズムを解明するものであり、骨形成機構における新たな制御機構の解明の一助になることが期待される。さらに、2014年に厚生労働省の専門委員会により指定難病疾患に定められたウルリッヒ病の病態解明に貢献することが期待される。

本年度は、骨形成過程におけるVIおよびXII型コラーゲンの分子メカニズムを明らかにするために、骨形成過程におけるこれらコラーゲンの作用部位の特定を行った。生体内において、コラーゲンは細胞から分泌されると細胞外基質環境に蓄積されることから、生体内における骨芽細胞動態とコラーゲンの関連性を可視化する事は難しい。そこで、初代培養骨芽細胞を用いて、in vitroにおける詳細な局在について解析を行い、VIとXII型コラーゲンの作用部位を特定した。この作用部位において、VIおよびXII型コラーゲンの骨芽細胞動態制御機構についての分子レベルでの役割について、今後検討を行う。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] Collagens VI and XII Matrix Bridges Mediate Osteoblast Cell Communicating Networks During Bone Formation2015

    • 著者名/発表者名
      Yayoi Izu
    • 学会等名
      American SOciety for Bone and Mineral Resaerch 2015 annual meeting
    • 発表場所
      Seattle, Washington, USA
    • 年月日
      2015-10-09 – 2015-10-12
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] VI型およびXII型コラーゲン複合体による骨芽細胞間コミュニケーションネットワークの制御2015

    • 著者名/発表者名
      伊豆 弥生
    • 学会等名
      第33回 日本骨代謝学会学術集会
    • 発表場所
      新宿京王プラザホテル
    • 年月日
      2015-07-23 – 2015-07-25
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] VI型およびXII型コラーゲン複合体が骨形成過程における骨芽細胞間コミュニケーションネットワークを制御する2015

    • 著者名/発表者名
      伊豆 弥生
    • 学会等名
      第35回 骨形態計測学会
    • 発表場所
      倉敷市芸文館、岡山
    • 年月日
      2015-06-04 – 2015-06-06
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] Collagens VI and XII form complexes mediating osteoblast interaction during osteogenesis.2015

    • 著者名/発表者名
      Yayoi Izu
    • 学会等名
      13th congress of the International Society of Bone Morphometry
    • 発表場所
      Tokyo Garden Palace Hotel, Tokyo
    • 年月日
      2015-04-27 – 2015-04-29
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-09-09   更新日: 2016-06-01  

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