研究課題/領域番号 |
26893109
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山口 淳平 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00566987)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 膵癌 / TFF2 / 癌抑制遺伝子 / 膵癌抑制遺伝子 |
研究成果の概要 |
Trefoil Family Factor 2 (TFF2)は新たな胃癌抑制因子として近年注目を集めている低分子タンパクである。我々はKRAS遺伝子変異とTFF2欠損を併せ持った遺伝子改変マウスにおいて膵癌が発生することを発見し、またTFF2は癌抑制遺伝子SMAD4を活性化することが確認され、TFF2は膵臓においても癌の発生を抑制していることが判明した。しかしTFF2タンパクを癌細胞に直接投与しても癌抑制効果はなく、癌を抑制するには癌細胞にTFF2を産生させる必要があり、そのためには糖尿病治療薬ピオグリタゾンが有用であることを発見した。
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