研究課題/領域番号 |
26893167
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
藤井 隆彦 広島大学, 大学病院, 歯科診療医 (50735264)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 医歯薬学 / 口腔外科学 / 口腔扁平上皮癌 / 浸潤・転移 / インテグリン |
研究成果の概要 |
単量体のβ6蛋白は翻訳後,細胞質内のプロテアソームにより分解されると考えられた.しかし,β6はαvと二量体を形成することで,ユビキチン/プロテアソーム系による分解を受けず,安定発現していると推測された. αvβ6の発現により,いずれの細胞外基質蛋白上での細胞増殖能は影響を受けなかったが,ラミニン以外の細胞外基質蛋白上での細胞遊走能が低下していた.蛋白分解活性に与える影響を検討すると,いずれの細胞外基質蛋白上でも上清中のMMP-9活性は低下したが,ウロキナーゼ活性は影響を受けなかった.ヌードマウスによる造腫瘍能に与える影響について検討すると,αvβ6の発現により形成腫瘍の体積は抑制されていた.
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