研究課題/領域番号 |
26893186
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
森 康雄 九州大学, 大学病院, 助教 (90573345)
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研究協力者 |
宮脇 恒太
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 好中球 / 前駆細胞 / 分化 / 系統決定 / 転写因子 |
研究成果の概要 |
我々はマウス顆粒球系・単球系前駆細胞(GMP)をVcam-1とM-CSFRの発現パターンにより3つの亜分画にわける事に成功した。これらの純化した亜分画による機能解析の結果、Vcam-1hiM-CSFR-GMPはその分化能力が好中球系に極めて限定的であることが確認され、マウス好中球系統特異的前駆細胞(NeuP)と定義した。同分画を用いた網羅的遺伝子解析の結果、GMPより好中球特異的な遺伝子(G-CSFR, Gfi-1)の発現上昇と単球系関連転写因子(Irf8, Klf4)の発現低下を伴い、好中球への系統決定がなされるという分化機構を解明した。
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