研究課題
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肝細胞癌において局所療法や塞栓療法後の局所再発はしばしば治療に難渋する。本研究において治療抵抗性肝細胞癌の進展・再発におけるマイクロRNA(miRNA)発現異常の解析を行い、新しい分子標的治療のターゲットとなりうる可能性について検討を行った。がん幹細胞と関連性があるスフェア形成細胞株を樹立した。スフェア形成細胞は通常培養細胞と比較して、増殖能は低いが、ストレス刺激に伴う耐性能を獲得していた。スフェア形成細胞におけるmiRNA発現の網羅的解析を行い、発現変化を認めるmiRNAを同定した。臨床検体を用いた検討でも同様のmiRNAの発現変化を認めた。
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Liver Transplantation
巻: 22 号: 5 ページ: 665-676
10.1002/lt.24400