XI/XXVII型コラーゲンの軟骨特異的発現調節機構の解明と軟骨再生への応用

• 研究課題/領域番号: 26893208
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 大分大学
• 研究代表者: 樋田 真理子 大分大学, 医学部, 客員研究員 (10737224)
• 研究期間 (年度): 2014-08-29 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 軟骨 / コラーゲン / 転写

研究成果の概要

軟骨細胞におけるXI型コラーゲン遺伝子の転写調節機構を解析した結果、基本プロモーター領域におけるNF-Yの結合が示唆され、ドミナントネガティブ発現によりプロモーター活性の低下が示された。更なる解析により、GC配列の重要性が示され、Sp1が関与していることが強制発現とKD実験により示された。以上の結果は、軟骨細胞のXI型コラーゲン遺伝子の転写調節がNF-YとSp1で制御されている事を明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 1)Sp1 upregulated the proximal promoter activity of the mouse collagen a1(XI) gene (Col11a1) in chondrocytes. (2016)
  • 著者名/発表者名: Watanabe K, Hida M, Sasaki T, Yana H, Kawano K, Yoshioka H, Matsuo N.
  • 雑誌名: In Vitro Cell Dev Biol Anim 巻: 52 号: 2 ページ: 235-42
  • DOI: 10.1007/s11626-015-9959-y
  • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
• [学会発表] XI型コラーゲンα1鎖遺伝子（Col11a1）の転写調節機構の解明 (2015)
  • 著者名/発表者名: 渡邊啓次郎、樋田真理子、佐々木隆子、河野憲司、吉岡秀克、松尾哲孝
  • 学会等名: 第39回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 豊泉荘（大分県、別府市）
  • 年月日: 2015-09-10