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ネクロプトーシス特異的検出蛍光プローブの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26893223
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 創薬化学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

川口 充康  名古屋市立大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (10735682)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードネクロプトーシス / 蛍光プローブ
研究実績の概要

本年度においては、研究計画に照らしてβアミロイドに結合することが知られている化合物を10数種合成し、その蛍光標識体の合成も行った。その際、蛍光団とβアミロイド結合部位をつなぐリンカーに関しては、当初考えていた通り長さや形状を含めて複数種用いることにより構造に多様性を持たせた。
一方、当研究室においてL929細胞を用いたネクロプトーシス誘導系を立ち上げ、安定したin cellulo実験を行う準備を整えた。
実際、合成したプローブを用いてネクロプトーシス誘導細胞において蛍光物質の凝集体が観察されるかに関する検討を共焦点蛍光顕微鏡を用いて行った。しかしながら、ネクロプトーシス依存的に明白に凝集体が観察されることはなかった。これは、プローブの水溶性に問題があるためであると考えている。即ち、ネクロプトーシスの誘導を行う以前から蛍光プローブはある程度凝集が認められ、ネクロプトーシス依存的な凝集と区別することができなかった。膜透過性を維持したまま水溶性を向上させた蛍光プローブを合成することが必要である。
研究を始める当初からの懸念として、アルツハイマーのβアミロイド凝集体とネクロソームの凝集体は必ずしも同じ構造ではないことを考えていた。そこで、よりネクロプトーシスβアミロイドに特異的に結合する化合物を得るために、現在、LDHアッセイを利用した細胞死の評価を基準にしてネクロソームβアミロイドに結合する化合物のスクリーニングをin vitroで行うことを計画している。そのために、より多様性を持たせたβアミロイド結合候補化合物の合成を現在行っている。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Development of Photo-controllable Hydrogen Sulfide Donor Applicable in Live Cells2015

    • 著者名/発表者名
      Naoki Fukushima, Naoya Ieda, Mitsuyasu Kawaguchi, Kiyoshi Sasakura, Tetsuo Nagano, Kenjiro Hanaoka, Naoki Miyata, Hidehiko Nakagawa
    • 雑誌名

      Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters

      巻: 25 号: 2 ページ: 175-178

    • DOI

      10.1016/j.bmcl.2014.11.084

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2014-09-09   更新日: 2016-06-01  

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