研究課題/領域番号 |
26893231
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
細見 周平 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (60554938)
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研究協力者 |
Blumberg Richard S. Brigham and Women's Hospital, Harvard Medical school
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 炎症性腸疾患 / 腸管免疫 / 小胞体ストレス / NKG2D |
研究成果の概要 |
腸管上皮のXbp1欠損が小胞体(ER)ストレスを誘発し、マウスにおいて自然発症腸炎が生じることが知られている。本研究ではERストレスに伴って誘導されるCHOPが、NKG2DのマウスにおけるリガンドであるMULT1の発現を誘導することを証明した。また、この誘導がNKG2Dを介して、NK細胞の細胞傷害活性を亢進させることを証明した。 ヒト大腸上皮細胞株を用いた実験から、ERストレスがNKG2DのヒトにおけるリガンドであるULBP1 ・5・6の発現を誘導することが明らかとなった。更に、クローン病患者小腸の免疫染色では、パネート細胞を中心とした腸管上皮でULBP5の発現が亢進している傾向を認めた。
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