研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、在宅で終末期がん患者を看取る遺族の看取り体験を肯定的に意味づける『遺族への支援プログラム』を作成することである。以前研究者が行った研究において、在宅でのがん患者の介護体験を語ることを通してその体験を意味づけた経験のある遺族5名に面接調査を行い、得られたデータを質的帰納的に分析した結果、遺族が介護体験を肯定的に意味づけたことでもたらされる影響が明らかとなった。その結果と文献検討の知見、および在宅看護の実践家との討議を踏まえ、『遺族への支援プログラム』を作成した。