研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、脳卒中患者の各日常生活活動の自立度と関連する心身機能の階層構造を明らかにし、また各活動が自立するために必要な心身機能のカットオフ値を算出することである。回復期リハ病棟の脳卒中患者の心身機能と日常生活活動自立度を後方視的に解析した。結果、脳卒中患者の更衣の自立度にはバランスと腹筋力が直接的な影響力があり、麻痺側下肢運動・感覚機能、非麻痺側下肢筋力、腹筋力、年齢がバランスを介して間接的に更衣自立度に関与することが示された。また、更衣を脳卒中患者が一人で安全に行うことができる基準として、Berg Balance Scaleで44点程度のバランスが必要であることが示唆された。
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Journal of Stroke and Cerebrovascular diseases
巻: 印刷中
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