研究課題
研究活動スタート支援
原因不明の原発性副腎機能低下症の小児を対象に、既に報告のある責任遺伝子を解析した。遺伝子解析により変異を同定されなかった症例を対象にアレイCGHを行い、2症例で同一遺伝子(遺伝子A)内に微細欠失を同定した。PCR直接シークエンス法により1例において切断点を同定し、欠失サイズは73.5kbであった。もう1例は同様の方法で切断点が同定できず、カスタムアレイ行った結果、欠失サイズは58.5-61.0kbであった。患者由来のリンパ芽球を用いた解析により、2症例で産生されるメッセンジャーRNAは同一エクソンを欠失することが判明した。