研究成果の概要 |
in vivoにおいて強い矯正力を負荷してから3日目で圧迫側のセメント質部にcaspase-8の発現を認めた。また5日目で歯根吸収が生じ圧迫側のセメント質にcaspase-3の発現を認めた。in vitroではcompression forceをセメント芽細胞に負荷した結果, caspase-3, 8ともに3時間で発現が増加しはじめ, 6時間でピークに達した。 以上のことから強い矯正力を負荷した際に圧迫側のセメント芽細胞でアポトーシスが発現すること示唆された。また強い矯正力を負荷した群では歯根吸収の発現が認められアポトーシスも増加していたことより歯根吸収とセメント芽細胞の関連性が考えられる。
|