研究課題/領域番号 |
26893328
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 |
研究代表者 |
中島 正裕 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 助教 (70738103)
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研究協力者 |
関 修司 防衛医科大学校, 医学教育部医学科専門課程, 教授 (80531392)
中西 邦昭 防衛医科大学校, 病院, 教授 (60523115)
四ノ宮 成祥 防衛医科大学校, 医学教育部医学科専門課程, 教授 (40505260)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | B細胞 / 貪食 / 獲得免疫 / 莢膜多糖類 / 肺炎球菌表面タンパク / anti-PspA antibody / anti-PPS antibody / 特異的抗体 / 肺炎球菌 |
研究成果の概要 |
本研究は、主にpHrodoにて標識された肺炎球菌を用いて、これをin vitroにて貪食したマウスB細胞(以下、貪食B細胞と省略)を分取し、貪食B細胞が生体に及ぼす影響を検証した。貪食B細胞は莢膜多糖類に特異的なanti-PPS IgMを産生した。貪食B細胞をマウスに移入すると、肺炎球菌の表面タンパクに特異的なanti-PspA IgGが血中にて検出された。貪食B細胞が十分量投与されたマウスでは、致死量の肺炎球菌投与に対して抵抗性を獲得した。 これらの知見は、B細胞が自身でanti-PPS IgMを産生するとともに、抗原提示細胞として獲得免疫を誘導することを示唆する。
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