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芸術科書道におけるiPadを活用したデジタルコンテンツの教材化と環境設備の構築

研究課題

研究課題/領域番号 26908011
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関愛知教育大学

研究代表者

加藤 眞太朗  愛知教育大学, 附属高等学校, 教員

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2014年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードICTを利活用した授業 / AirDrop / ノートテイキング
研究実績の概要

これまで電子型タブレット(iPad)で行ってきた授業実践に加え、仮名の指導におけるiPadを活用した授業実践や、毛筆で書かれた文字と画像を組み合わせた、新しいデザイン書道の作品制作にも取り組むことができた。
一方でこれまでの課題であった、複数の生徒が一台のiPadを活用する際のデータの保存、活用や管理、生徒と指導者側との受け渡しについては、Apple社が提供しているAirDropと、AirMac Time Capsuleを活用することによって改善を図ることができた。以前はクラウド上にデータを一旦保存し、そこからダウンロードしたり、再度保存し直したりしていたが、AirDropを活用することによって直接端末同士でのデータのやり取りが可能となることで、データの保存場所を探す手間や保存確認、そして各端末間のデータの受け渡しを容易なものとしただけでなく、第三者によるデータの加工や、流出にも対応することができるようになり、授業内におけるデジタルデータの活用をより円滑なものとすることができた。また、Air Mac Time Capusleを同時に活用することで、常に自動でバッグアップすることができるため、データの破損や不意な削除にも対応することができるようになった。
また、「フォトリッチ360°」を活用することで、青銅器などの立体物を360°方向から鑑賞することや、任意の場所を拡大・縮小して鑑賞できることが、立体物の鑑賞方法を大きく変えるものとなり、生徒の興味・関心を引き出すことにつながった。
以上のような研究成果とともに、今後は電子型タブレットの継続的な活用を前提としたノートの取り方や活用(ノートテイキング)について研究していく必要性を感じるものとなった。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 芸術科(書道)におけるICTを活用した授業展開と教室環境の整備に関する取り組み2015

    • 著者名/発表者名
      加藤眞太朗
    • 雑誌名

      愛知教育大学附属高等学校研究紀要

      号: 42 ページ: 85-93

    • NAID

      120006781425

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-05-15  

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