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乳がん患者における急性期反応の発現時期と投与薬剤の関連性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 26928001
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 薬学Ⅲ
研究機関公益財団法人田附興風会

研究代表者

尾上 雅英  公益財団法人田附興風会, 薬剤部, 薬剤師

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
2014年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード乳がん / ペルツズマブ / Infusion reaction
研究実績の概要

[研究目的]
乳がんに対する薬物治療として、トラスツズマブなどのモノクローナル抗体や骨転移治療薬であるゾレドロン酸などが投与されるが、両薬剤の投与によってInfusion reactionや急性期反応が発現する場合がある。
本研究は、モノクローナル抗体によるInfusion reactionの発現率とビスホスホネート製剤の投与間隔の違いによる急性期反応の発現率の違いに着目し、Infusion reactionや急性期反応の症状が薬剤の種類や併用によって差があるか否かレトロスペクティブに調査することを目的とした。
[研究方法]
本院でトラスツズマブまたはトラスツズマブとペルツズマブが投与された乳癌患者10名を対象とした。電子カルテおよび本院のデータ収集システムであるCRISTAを用いて、年齢・乳癌のStage・治療歴・臨床検査値などの患者情報を入手するとともに、トラスツズマブまたはペルツズマブによるInfusion reactionの発現の有無について調査した。また、投与したビスホスホネート製剤の投与量、投与間隔および急性期反応の発現の有無について調べるとともに他の併用薬剤との関連性についての情報も収集した。
[研究結果・研究成果]
ペルツズマブ投与患者10名のうち、Infusion reactionが発生した患者は1名のみであった。また、ビスホスホネート製剤が投与されていた患者は1名であり、両群間では関連性は認められなかった。ペルツズマブ投与患者、Infusion reaction発症患者およびビスホスホネート製剤投与患者が少人数であったため、統計解析等を実施することができなかった。今後、対象患者人数を増やし、検討を重ねる予定である。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] プロトコルに基づいた薬物治療管理の実践~病棟専任薬剤師が参画したチーム医療による持参薬管理~2014

    • 著者名/発表者名
      杉本充弘、米澤淳、蓼原昌美、森田洋亮、吉田優子、尾上雅英ら
    • 雑誌名

      医療薬学

      巻: 40 ページ: 297-303

    • NAID

      130005068226

    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-05-15  

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