研究課題
若手研究
星の初期質量関数(IMF)の普遍性は銀河進化の解明に不可欠だが、未解明な点が多い。本研究は、ハッブル望遠鏡で約2億個の星が同定されたアンドロメダ銀河(M31)を対象に、分子ガスの物理状態とIMFの関係を系統的に検証することを最終目標とする。本申請では、野辺山45m望遠鏡の新型分光器7BEEを用い、星形成領域NGC206周辺の分子ガスの性質とIMFの関係を調査する。また、13CO/C18O比の測定により、同位体比がIMFに依存するという理論予測を検証する。本成果は、将来のM31全面分子ガスマップ取得に向けた重要な布石となる。