• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

並列処理型高速計測システムの基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 57420008
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 核・宇宙線・素粒子
研究機関広島大学

研究代表者

鷲見 義雄  広島大学 (20029490)

研究期間 (年度) 1982 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
25,500千円 (直接経費: 25,500千円)
1983年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
1982年度: 16,100千円 (直接経費: 16,100千円)
キーワードFASTBUS standard / Data acquisition system / High-Speed bus / Parallel Processing
研究概要

昨年度の成果を引継ぎ、並列処理システムの基本としてFASTBUS規格案を採用して、その仕様を満すための開発研究を行った。今年度の主要課題は、つぎの4点である。
【i】)昨年度FASTBUS暫定案に沿って開発した装置を、最終規格に合致するように変更すること。
【ii】)2段以上の階層構造をもつデータ収集システムに使用できるようなFASTBUSセグメント・インターコネクトを開発すること。
【iii】)FASTBUSテストに必要なソフトウェアを整備すること。
【iv】)電子・陽電子衝突実験の場合のデータ収集開始信号(トリガー)を発生する具体的方法を検討すること。
これらのうち、【i】)〜【iii】)は所期の目標通りのものが完成した。すなわち、本研究で開発したハードウェアおよびソフトウェアを、高エネルギー物理学研究所に運び、トリスタン実験用オンライン・コンピュタと接続して総合テストを行った結果、これらが期待通りの性能をもつことが確認できた。
また【iv】)については、モンテ・カルロ計算によりトリガー論理を検討するとともに、トリガー用ハードウェア,「トラック・ファインダー」,「デシジョン・モジュール」,の試作品が完成した。これによりトリスタン実験におけるトリガー方法の具体案の基礎をつくることができた。
なお【i】)〜【iii】)については、サンフランシスコで行われた1983IEEE核科学シンポジウムにおいて、講演およびポスター・セッションによる発表を行った。また【iv】)については、1984年春の物理学会の講演として発表する予定である。

報告書

(1件)
  • 1985 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] IEEE Transactions on Nuclear Science. NS-31. (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] IEEE Transactions on Nuclear Science. NS-31. (1984)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi