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学童防災教育のあり方とその教育効果判定法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 59020039
研究種目

自然災害特別研究

配分区分補助金
研究機関統計数理研究所

研究代表者

水野 欽司 (1986)  統数研, その他, 教授 (40022397)

林 知己夫 (1984-1985)  統計数理研究所, その他, その他 (50000188)

研究分担者 竹村 研一  筑波大学, 心理学系, 教授 (60054566)
佐古 秀一  大阪大学, 人間科学部, 助手 (30153969)
田中 靖政  学習院大学, 法学部, 教授 (30080336)
金子 照基  大阪大学, 人間科学部, 教授 (30027958)
林 知己夫  放送大学, 教養学部, 教授 (50000188)
研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
38,900千円 (直接経費: 38,900千円)
1986年度: 11,400千円 (直接経費: 11,400千円)
1985年度: 13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
1984年度: 14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
キーワード学童防災教育 / 防災映像教材 / 防災訓練 / 避難行動 / 防災教育効果判定 / 起震車体験 / 防災ビデオ教材 / 教育効果判定 / ビヘビオラル・ディファレンシャル法
研究概要

最終年度として分担グループごとに各課題の仕上げに向けた研究を行う。
1.防災教育法,教材の開発
前年度試作の教師向地震防災映像教材を改訂し、個々の内容テーマごとに被災の恐しさを喚起する場面を前後に加え、教師・児童の行動課題を次々に提示する「問題状況連続提示型」に変更した。また、これに加えて教師が必要に応じ選択できる補助教材群の全体的構成を設計し、その一部を映像・文書の形で教材化した。これらの教材の実際面における効果検証のため、教師を対象に視聴実験を行い、防災関与的態度の形成に役立つことを確かめた。
2.学童と父兄に対する防災教育方法の立案
前年度実施した子ども(約400名)の起震車体験の短期および長期の効果分析を行う。結果は、多くの児童(特に男子)の場合、体験直後の恐怖感は乏しいが、4〜6ケ月を経た質問紙による追跡調査では、体験直後に恐怖感・無力感を報告した児童(約100名)については、防災上好ましい準備行動の実行や心構えの変化が認められた。他方、子どもの防災心を喚起する試作映像教材(15分)は、別グループの子どもの視聴後感想の内容分析によると防災への関心の高まりを強く示唆する結果となり、起震車利用法の改善と視聴覚教材を組合わせるなど、複合的手段による効果向上の期待が得られた。
3.防災教育効果判定の方法の開発
小学5〜6年生対象に予想される地震のさまざまな場面でどう行動するかの選択を求める自由記述調査(地震が起きた時の行動調査)を実施し、回答をコード化して一般的な行動類型を抽出した。これらを既存の防災方針・防災知識に照らして評価すると同時に、評価法の実用化に向け検討を行った。
以上の諸検討の詳細および学童防災教育全般にわたる考察については、別途刊行する研究成果にて報告する。

報告書

(2件)
  • 1986 実績報告書
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 金子照基,佐古秀一,村川雅弘: 教職研修. 1986年11月号. 141-146 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 水野欽司: 総合教育技術. 1986年12月号. 132-137 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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